|
夢工場(ゆめこうじょう)とは、1986年にデビューしたバンド。 フジサンケイグループが1987年に開催したイベント「夢工場 '87」のイメージソング「フォトジェニック・エンジェル」でデビュー〔「夢工場'87」の名称にちなんだバンド名であるため、このイベントのためにオーディションで集められ作られたバンドだと思われることも多く、歌番組出演時にもそれらの質問が多かったが、メンバーらが高校時代の1981年から活動を続けていたバンド「HOTCAKE」が母体である。〕。 == 来歴 == * 1981年、同じ中学に通っていた同級生5人がバンド「HOTCAKE」を結成、卒業を機に活動開始(3月3日が結成記念日)。 * 1983年夏、音楽の甲子園と呼ばれた「YOKOHAMA HIGH SCHOOL HOT WAVE FESTIVAL」の決勝大会に出場。賞は獲得できなかったが〔YOKOHAMA HIGH SCHOOL HOT WAVE FESTIVAL・ヒストリー(Vol.4-1983年度項) 〕、ステージパフォーマンスをフジサンケイグループの関係者に認められスカウトされる。前述「夢工場'87」のイメージソングでメジャーデビューするにあたってバンド名を「夢工場」に変更する〔「夢工場」名義は、フジサンケイグループ及びポニーキャニオンとの契約に基づき借り受けた形での使用であった。〕。 * 1986年8月5日、「フォトジェニック・エンジェル」でデビュー。当時はチェッカーズやC-C-Bといったアイドル的な要素を踏まえたバンドが活躍しており、錠前を大量に用いた奇抜なファッションなど、夢工場にも同様の要素が求められた。 * 2枚目のシングル「ひとりぼっちのデュエット」とB面の「君をとばした午後」は、 あだち充原作のテレビアニメ番組『タッチ』のオープニング及びエンディングに、さらに4枚目のシングル「舌打ちのマリア」は『陽あたり良好!』のエンディングに楽曲がそれぞれ起用された。 * キャニオンレコードに所属、前述の事情からフジサンケイ系列以外でのメディア活動に制限がかけられたこともあったが、のちにTBSの『ザ・ベストテン』やテレビ朝日の『ミュージックステーション』にも出演。フジテレビでは『夜のヒットスタジオ』、『夕やけニャンニャン』などにも幾たびか出演して演奏を披露している。3rdシングルがフジテレビ『正義の味方株式会社』のオープニング及びエンディング曲にが起用されたことで同番組に出演。渡辺裕之、八波一起、渡瀬麻紀(現・渡瀬マキ)とも共演した。また、夢工場'87イベント開催中は、夕方の帯番組『ブラボー夢工場』のテーマを歌うと共に、準レギュラーとして出演した。 * 1987年、「夢工場'87」の閉幕とともにその名義をフジサンケイに返上。再びバンド名を「HOTCAKE」に戻す。 * 1988年、「The Blimp Club」と改名。メンバーのオリジナル曲を中心に、全国でライブ活動を展開した。 * 2001年、バンド結成20周年LIVEを開催。Official Site の運営を開始。 * 2011年、バンド結成30周年及びデビュー25周年を迎え、「夢工場2011」と銘打ち「赤坂ブリッツ」でワンマンライヴを開催。これを機にライブ活動を活発に行っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「夢工場 (バンド)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|